多くの接着剤には、紫外線を照射すると蛍光を発する成分が含まれています。この特性を利用することで、通常の照明環境では確認しづらい接着剤の塗布状態を、ブラックライトを用いて簡単に可視化できます。
この紫外線照射による方法では、接着剤が塗布されているかだけでなく、塗布位置のずれ、塗り残し、塗布量の過不足といった状態まで視覚的に把握できます。特に微細部品や複雑な形状の部品の組立工程では、目視確認のばらつきを抑え、作業品質の均一化に寄与します。

下の靴の写真では、ソール取り付けに使用された接着剤のはみ出し部分が鮮明に発光しています。(アッパーやソール、紐、床に付着した埃の発光も観察できます。)

ブラックライトは大掛かりな装置を必要としないため導入しやすく、工程内検査や抜き取り検査など幅広い用途に対応できます。


